1959-12-09 第33回国会 参議院 社会労働・商工委員会連合審査会 第1号
たとえば四国の新居浜に行けば、あそこのそもそもの発展は別子鉱業所でありますが、ただいま別子鉱業所の方が隅っこになってしまって、あそこの系列の大会社が全部港を埋めている。従業員の総数からいっても、別子鉱業所と他の住友系の諸会社と全然問題になりません。おそらく大布田の三井でもそうでしょう。三井の石炭というものが始まりで、それからあと三井にはさまざまな大会社が煙を吐いておるわけであります。
たとえば四国の新居浜に行けば、あそこのそもそもの発展は別子鉱業所でありますが、ただいま別子鉱業所の方が隅っこになってしまって、あそこの系列の大会社が全部港を埋めている。従業員の総数からいっても、別子鉱業所と他の住友系の諸会社と全然問題になりません。おそらく大布田の三井でもそうでしょう。三井の石炭というものが始まりで、それからあと三井にはさまざまな大会社が煙を吐いておるわけであります。
越えて二十一日には、まず新居浜市内の幼稚園及び保育所を視察したあと、住友クラブにおいて別子鉱業所を初め、電力、化学、機械工業にわたるいわゆる住友系五社の各重役から、それぞれ各社の概況について説明を聞き、さらに住友化学工業新居浜製造所の現場を視察した上、松山に向い、午後は愛媛県庁において、県財政の概況及び県下産業のうち、特に不況の影響の深刻なものの状況、国民健康保険の普及状況、その他総合開発の事業計画等
私の会社は四国の新居浜市にありまして、日新化学、別子鉱業、四国機械などへ電気を供給しております特殊な電気事業者でございまして、共同自家用という性格を持つております。ただいま自家発代表として御指名を受けましたが、自家用の会社の総合の代表意見ではございません。自家発の性格を持つ当社の意見でございますから、その辺ひとつ御了承を賜わりたいと存じます。
○堀内説明員 たとえば住友の井華鉱業株式会社、これが四つの第二会社にわかれまして、別子鉱業、別子百貨店、別子建設、井華鉱業——井華鉱業の名前は前の通りであります。この四つにわかれまして、それらの四つはいずれも承継会社に指定されました。これには住友系の財閥関係役員は就職できないことになつております。
特に最近同線の沿線にある別子鉱業株式会社所属の鉱区は、良質の銅、鉛、亜鉛等が豊富に埋蔵されていることが確認されているから、我が国鉱業の振興と奥会津開発のため、すでに予定工事の半を終了している本区間の鉄道敷設工事の速かな完成を図られたいというのであります。
○栗山良夫君 結城議員並びに私は七月一日から同月八日までの間に亙りまして企業合理化促進に関し、又地方の産業経済一般を調査するために出張をいたしたのでありまして、その間東洋レイヨン滋賀工場、神戸の阪東ゴム調帯株式会社、同じく兵庫県にあります富士製鉄の廣畑製鉄所、岡山の倉敷レイヨン倉敷工場、同岡山工場、愛媛にあります別子鉱業の四坂島精錬所、同じく新居浜精錬所、四国機械株式会社、日新化学新居浜工場、日新化学菊本工場
別子鉱業の高野氏は鉱業者の立場としてはすべての鉱産品が自由価格となつているわけではなく、金のごときは戰前価格の三十倍に抑えられているから、電気料金の値上によりコストを引下げることになると、低品位の鉱石は放棄することになるから、国家的に損失が大きい。設備補償料金制を設けてピーク・カツトをやることは矛盾ではないか。新規需用制限に対しても緩和をしてもらいたいと述べております。
同社は水力三発電所二万一千九百キロワツト、火力一ヵ所四万八千キロワツト、計六万九千キロワツトの設備を持ち、四国電力からの購入電力と合せ、主として旧住友来会社、日新化学及び同菊本工場、別子鉱業所、四国機械、新居浜化学等、新居浜地区の大口産業に電力供給華美を営んでいるのでありますが、新居浜所在工場の所要電力七万キロワツト、電力量一年間約四億八千万キロワツト・アワーの三分の一を賄い得るに過ぎず、残余三分の
——住友系の別子鉱業の新居浜工場一社に——中を割つてみれば、この一社にニツケルの国内需要に対する全供給を集中させて、これに対して国家補償を行わんとするのがこの法案であります。これこそ━━━商人と政府との結びつきによる軍需生産態勢の典型的な現われではありませんか。ここに見のがしてならないことは、新居浜でつくつたニツケルは、はたして国内の民需用に使われるかということです。
ところが別子鉱業の計画を見ますると、月百トンで年千二百トン、日本アルミのものが月五十五トン、両方寄せますると千八百六十五トンほどになるのであります。そうしますると、国が計画されたニツケルの最低所要量よりもずつと上廻る。
○政府委員(徳永久次君) 別子鉱業の復元の計画と申しますか、只今説明がございましたように、或る程度は昔の設備というものが使いものになるわけであります。それを全部新規にやるとするとどのくらいの金になるだろうか。それは当時の建設費と最近における物価の変動等からの推算になるわけでありますが、私たちのほうの担当官で約二十億か、二十二、三億であろうというように言つております。
そういうことを見まするならば、これはこの助成ということが、結局は住友系であるところの別子鉱業の新居浜工場、これ一社に非常に重大な利害関係があるということを、われわれは見逃すわけには行かないのであります。しかも問題は、ただその会社をいろいろな助成によつて、こやすというだけではない。その結果は、結局このニツケル生産そのものが、そつくりそのままやはりアメリカの軍拡の一環に持つて行かれるということである。
先日来いろいろの角度から政府の意見を聞いて参つたのでございまするが、政府の意向といたましては、別子鉱業にのみ大体やらせるという意向が、すでに本案立法の計画の当初からあるようでございます。
○栗山良夫君 併し大体指定になるのは……もう新聞で見ますれば、別子鉱業のごときは操業の準備に入つた、国会の法案の見通しによつて入つたということまでも伝えられておるのでありますから、大体わかつているのじやないかと思いますが、この三つのうちで確実に指定になる見込みのあるのはどれでありますか。
○政府委員(徳永久次君) 私も二、三日前の新聞を見たわけですが、今の手持鉱石が幾らかあるという、それを混合したという話はありますが、別子鉱業の場合でなしに、日本冶金の計画の場合に、そのような数字が日本経済に載つておつたということを私記憶いたしております。
○加藤(鐐)委員 そうしますと、そういう事情を十分承知の上で別子鉱業が設備をどんどん進めたといたしますならば、私はかりに補償がなくても、鉱石の輸入さえあれば別子はやるという腹をきめてやつていると判断できるのであります。また専門家の間にも、先ほど申し上げたようにそういう見解を持つておる人もある、私もそういうふうに断定せざるを得ないのであります。局長はどういうふうにお考えでありますか。
○加藤(鐐)委員 私は個々の会社の陳情みたいなことになりますので、できるだけそういう質問は避けたいと思いますが、しかしこの委員会においてしばしば委員諸君の間で一つの大きな議論として質問されました別子鉱業、大体千五百トンの生産のほとんど大部分が別子鉱業に振り向けられる、こういう行き方については私は疑問を持たざるを得ない。
○加藤(鐐)委員 私がもう一つお伺いしたことで御答弁がなかつたのでありますが、別子鉱業がすでに必要な設備をしているといううわさを聞いておりますが、その点局長は知つておられるかどうか。
○栗山良夫君 私は実はこの採択されたことを知らなかつたのでありますが、これこそこれは四国の問題だと思いますが、四国の電力事情に非常に重要な影響を持つものでありまして、若し四国の現状の電力需給状態、或いは四国が持つておる電源開発の現状からして、これを全部住友共同電気、或いは別子鉱業のほうへ返還をするということになれば、四国の産業、或いは家庭に非常に大きな影響を及ぼす問題であろうと思いますので、私はこの
○境野清雄君 これは私から出したのですが、前にこれは採択してもらいましたときには、住友共電のほうから出た問題を採択してもらつており、今度は別子鉱業、日新化学その他の新居浜地区の工業地帯のかたが是非この問題をそういうふうにしてもらいたい。
○平岡説明員 今の御質問の趣旨が私にはどうもわかりかねますが、別子鉱業が戰時中年間約千六百トンのニツケルをつくりましたが、これは乾式ではなくて、乾式と湿式と両方併用したものでございます。
○徳永政府委員 別子鉱業なり日本アルミなり、非公式に書類の形でこんなことを考えておるのだということをお出しいただいておるわけです。それは一昨日も申し上げたのでありますが、別子鉱業は月百トンくらいの能力のもので考えたい。それから日本アルミは五十五トンぐらいのもので考えたいというようなお話を承つております。その鉱石につきましては、日本アルミのはフイリピンの鉱石でございます。
○河野(金)委員 これはどうも通産当局にとつてはお気に召さない質問かもしれませんが、この法案を立案するにあたつて、何か別子鉱業との間に特殊の交渉があつたように巻間伝えられておるのであります。また通産省の中の、局長じやないかもしれませんが、一部の担当官では、これは別子鉱業を指定の対象として立案したものだというようなことをどこかにおいて言つておられるのであります。
それに対応いたします計画といたしましては、別子鉱業は、月百トンといたしまして、年間に直しますと千二百トンであります。日本アルミの計画はロータリー・キルンを二本使いまして、月産五十五、トン、年間に直しますと六百六十トンという数字になつておるわけであります。その点で両方合せますと、ちよつと過剰気味だというのが大体の見当だというふうに考えでおるわけであります。
○中村(幸)委員 今の御説明によりますると、別子鉱業、日本アルミの能力が日本の国内需要よりも少し大きいというお話でありまするが、やはり御説明の中にもありましたように、最低の国内需要が千四百五十トンでありまする関係もあり、また指定業者というものは、この法案によりまして非常に厚い保護を受けることになり、いわば独占的な立場に立つのでありまするので、一社ということに限らない方がいいのじやないか、こんなふうにもわれわれ
○中村(幸)委員 ただいまのお話で、指定の条件として供給過剰になつてはいかぬ、こういうことでありましたが、先ほど御説明がありましたが、国内の需要が千四百五十トンというのですが、この千四百五十トンの供給を満たすためには、そのうち今の三社を全部許す余裕があるかどうか、各社別に別子鉱業、あるいは日本アルミ、あるいは日本冶金、この三社の能力がちようど千四百五十トンの日本の国内の需要にマツチするかどうか、その
即ち日新化学、別子鉱業、四国機械、新居浜化学、帝国酸素、四国配電等に供給しておるのでありまして、四国の全消費量の約三〇%を占めております。で返還を要求しておりまする主な理由は、これはこれらの電源は、自分で開発したものである。であるからこの際返してもらいたい。
○徳永政府委員 御承知のように昔大きくやつておりましたのは別子鉱業の四坂島であります。四坂島は昔の能力で申しますと年間三千トンまでの能力を持つておつたわけであります。つい最近になつてその設備の補修に着手いたしまして、硫酸ニツケルからのニツケルの回収ということを始めておりますし、それのほかにニツケル・スクラツプの精錬をやつているわけであります。
○中曽根委員 今の答弁は非常に不明確な答弁でありまして、私が実際会社へ行つて調べたところによりますと、別子鉱業月産二トン、志村化工月産二トン、大体全国で八トン以上出ないだろうという計算です。あなたは五十トンという計算で、非常な差があります。もちろん戰争前における日本の精錬能力は八千百トンくらいまで行つた。しかし現在それらの設備はすぐには使いものにならぬものになつていることは御存じの通りです。
それから別子鉱業、四国機械、その他の大工場の電力に対して特定供給を行なつておる会社であります。特定供給と申しますのは、一般の小口は除いて大口の動力だけに供給しておるという意味であります。
日本鉱業、神岡鉱業、それから別子鉱業、それからアルミ関係といたしましても昭和電工、日新化学、いずれも自家用のために作りました発電所を、自発のできます際に統合されてしまつたというような事情にございますので、この返還に大いにまあ努力をいたしたいと考えておるわけでございます。